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副院長挨拶
副院長  大鶴 卓
副院長 大鶴 卓

 7月1日より琉球病院の副院長に昇任しました大鶴卓と申します。私は平成11年4月に初めて琉球病院で働かせていただき、精神科医としてのキャリアの多くは沖縄の患者さん、ご家族、支援者、職員から学ばせていただきました。 私を育ててくれた琉球病院で責任ある役職で仕事ができることは誇りであり、全力で頑張らせていただきます。
 琉球病院は地域のニーズに対応するために依存症、難治性疾患(クロザピン・m-ECT)、児童思春期、重度心身障害児医療、認知症、地域精神医療(R-ACT)、 医療観察法、精神鑑定、心のケア(DPAT)などの専門医療が確立されてきました。患者さんや家族にとって最も良い精神医療を提供するためには専門医療間の更なる連携強化、 チーム医療の更なる発展が必須です。琉球病院の理念は「この病院で最も大切なひとは治療を受ける人である」で、この言葉を原点とし、更なる専門医療の発展と連携を推進し、 地域の精神医療・福祉に貢献していきます。
私は現在、医療観察法病棟医長として働いており、この8年間に渡り「精神障害に罹患し、かつ重大な他害行為を行った患者さんが円滑に社会復帰できるためにはどうすればよいか」を 考えながら日々の臨床に取り組んでいます。それを重ねる中で、各専門職が高い専門性を発揮し、同時に治療の主体である患者さんを中心とした多職種チーム医療を行い、地域の方も含めた支援体制を整えたら、 どんな患者さんでも必ず社会復帰できると確信できるようになりました。社会復帰のゴールは病院を退院することではありません。地域で患者さんが主体的に治療を受けながら、悩みを共有できる仲間、 相談できる支援者を持ち、その人らしい有意義な価値ある人生を楽しめることが何より大切だと教えていただきました。そのような医療を琉球病院で提供することが私の理想です。琉球病院には多くの信頼できる仲間がおり、 この理想は必ず実現できると信じています。
通院・入院されている患者さんとそのご家族、当院に関係する地域支援者の方々、近隣住民の皆様、働く職員に支えられ琉球病院は存在できます。当院を支えていただいている方々への感謝の気持ちを忘れず、 患者さんとご家族が生活者として有意義に生きていくことを支える病院になるために副院長として全力を尽くして参ります。私は41歳で経験や知識が乏しい面があるため、分からないことは積極的にみなさんに尋ねていこうと決めています。 その際はご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。