倫理審査委員会審議内容 No.10
「平成25年12月26日開催」
No.1 申 請 者 : 精神科医師   木田 直也
課    題 クロザピン使用症例における「重度かつ慢性」暫定基準による評価
研究の概要 厚生労働省では、今後の精神科入院医療の仕組みとして「重度かつ慢性」を除 き、1年で退院させて入院外医療へ移行させるという方向性がまとめられた。 ここで「重度かつ慢性」の基準の明確化のため厚生労働科学研究費補助金によ る研究班で班会議を重ね、平成25年10月の班会議において、「重度かつ慢性」 暫定基準(以下暫定基準と略す)について合意に至った。この暫定基準を用 い、当院でのクロザピン使用症例の調査・解析を行い暫定基準の妥当性、ク ロザピンの有効性、適切な治療環境、精神科病院における在院長期化要因等 について検証する。
判   定 承  認

No.2 申 請 者 : 精神科医師   木田 直也
課    題 精神病性障害関連遺伝子の解析研究
研究の概要 本研究は病因として遺伝子的要因が強く働いていることが明らかにされてい る統合失調症等の精神病性障害を対象として、疾患感受性遺伝子を同定して 臨床特性と関連する遺伝子を見出すことを目的とする。
なお本研究は、大阪大学大学院医学研究科情報統合医学講座精神医学分野を 主とする多施設共同研究である。同大学では同大学内に設置された倫理審査 委員会が当該研究計画全体について審査を行い既に承認を得ている。当院で の研究も同大学の当該研究計画に準じて行い、国が定めた「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」に従う。
判   定 承  認

No.3 申 請 者 : 精神科医師   木田 直也
課    題 統合失調症患者からのリンパ芽球由来の人工多能性幹細胞(iPS細胞)樹立とそれを用いた病態解析・治療法探索
研究の概要 本研究は統合失調症の患者由来のリンパ芽球から高い分化能と増殖能を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作成し、それを神経系の細胞やその他の細胞に分化させ研究に使用するものである。この細胞を患者に投与したり生殖細胞やヒト個体を生じさせることは計画していない。
なお本研究は、大阪大学大学院医学研究科情報統合医学講座精神医学分野を主とする多施設共同研究である。同大学では同大学内に設置された倫理審査委員会が当該研究計画全体について審査を行い既に承認を得ている。当院での研究も同大学の当該研究計画に準じて行い、国が定めた「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」に従う。
判   定 承  認

No.4 申 請 者 : 精神科医師   木田 直也
課    題 新Chiba Refractory Schizophrenia Treatment (CREST)-LAI study
治療抵抗性統合失調症でのRLAI(Risperidone Long Acting Injection)の有効性の検討
研究の概要 RLAI(Risperidone Long Acting Injection)の治療効果を客観的に検証するため に治療抵抗性統合失調症の基準を満たし、ドパミン過感受性精神病状態 にある患者のみを対象として一部割り付け試験も組み合わせることでそ の有効性を検討する。
なお本研究は、千葉大学を主とする多施設による共同研究である。同大学で は既に倫理委員会が開催され同研究についての承認を受けている。当院の研 究は承認を受けた同大学の研究計画に従う。また世界医師会による「ヘルシ ンキ宣言」及び厚生労働省による「臨床研究に関する倫理指針」を遵守する。
判   定 承  認

No.5

申 請 者 :主任児童指導員 守山 公基
課    題 平成25年度国立病院機構共同臨床研究 強度行動障害を持つ重度精神遅滞児 (者)の専門的治療と移行支援に関する研究
研究の概要 国立病院機構動く重症心身障がい病棟における、強度行動障害を持つ重度精 神遅滞児(者)の専門的治療と移行支援のガイドライン作成に必要なエビデンスの創出 を目的に、行動障害が強く行動分析や行動療法・TEACCHによる介入の必要 性が高い症例2例を対象として、行動障害の介入前後の改善効果について標 準化された主要評価項目のでの問題行動の出現回数等により比較評価を行う。
判   定 承  認

No.6 申 請 者 :看護師   宇良 俊二
課    題 新卒看護師のサポート体制構築
研究の概要 当院の新規採用者はこれまで殆どが既卒者で、新採用者研修コースは既卒者 を想定したものが中心であった。平成26年度新採用予定の内定者には新卒者 が多いことから研修コースの見直し、サポート体制の強化が必要となった。 本研究は当院の新卒看護師のストレスや困っていること、対処行動などをアンケート調 査による意識調査で把握し教育や支援体制強化に繋げることを目的とする。
判   定 承  認