院長挨拶

福治院長

院長 福治 康秀

私は、那覇市で生まれ、首里中、首里高と進み、琉球大学医学部を卒業しました。そして琉球大学精神科で医師の研鑽を積んできました。沖縄で育ち、沖縄に育てられてきたと思います。

平成21年には、縁あり琉球病院に赴任しました。ちょうど5年になります。琉球病院では、一般精神医療を中心に多岐にわたり携わっています。診療の幅がさらに広がったと思います。さらに沖縄の精神医療、引いては日本の精神医療のために頑張ってゆきます。

琉球病院では専門医療が育ってきております。治療抵抗性精神疾患治療(クロザピン・修正型電気けいれん療法(m-ECT)など)、アルコール・薬物等の依存症治療とアルコール依存症早期介入、包括的地域精神医療(Ryukyu-Assertive Community Treatment(R-ACT))、児童・思春期精神医療(こども心療科)、重度心身障害児(者)医療(動く重心)、司法精神医学(医療観察法、司法鑑定)、認知症などです。また、今年度、「思春期・青年期こころのリスク外来」を立ち上げました。こころのリスク状態を早期に発見し支援してゆきます。これらの専門医療で地域のニーズにかなり応えられるようになってきたのではないでしょうか。

今後も、地域のニーズを捉えつつ専門医療をさらに充実してゆきたいと思います。専門医療を支えている土台には多職種チームがあります。琉球病院の多職種チームの力を利用されてはいかがでしょう。きっとお役にたてると思います。このチーム力でこころを一つにして突き進んでゆきたいと思います。今後、精神科医療は入院から地域への移行と大きな変化を遂げてゆきます。その変化に、チーム力で対応してゆきます。そして、関連機関としっかりと連携してゆきます。どうぞよろしくお願いします。

琉球病院のもう一つの要は、人材育成です。教育・研修システムをさらに強化し、ともに成長し学びあえる場を提供してゆきます。臨床研究部が立ち上がって2年になります。今回、業績集第2巻を刊行できました。今後も、より臨床に即した臨床研究を進めてゆき、臨床から見えてくる新しい知見を発信してゆきます。この度、当院が災害派遣精神医療チーム(DPAT)の指名を受けました。災害時に現地へ迅速に入ってゆく精神医療チームの事です。これまでの災害支援の経験を生かしチームを作りあげ貢献します。建物の建て替えが始まりました。一般精神病棟、認知症病棟、重度心身障害児(者)病棟、作業療法棟の建て替えが進んでゆきます。建て替えに伴い、外来エリアも改修を行います。 さらにアメニティーを上げ、医療を受ける皆さんがさらに快適で質の良い医療が受けられるよう努力します。

琉球病院は新たなステージへと進んでゆきます。今そのための準備を進めているところです。今後の琉球病院にご期待ください。新任の院長も副院長も、まだ経験は浅く至らないところも多々あると思いますが、何事にも全力で頑張ってゆこうと思っております。地域のニーズにしっかりと答えて応えてゆくのが我々の使命だと思っております。当院の理念である「この病院で最も大切なひとは治療を受ける人である」のさらなる実現を目指します。ご支援の程どうぞよろしくお願いします。

 

副院長挨拶

副院長 大鶴 卓

副院長 大鶴 卓

私は、平成11年4月に初めて琉球病院で働かせていただき、精神科医としてのキャリアの多くは沖縄の患者さん、ご家族、支援者、職員から学ばせていただきました。

私を育ててくれた琉球病院で責任ある役職で仕事ができることは誇りであり、全力で頑張らせていただきます。

琉球病院は地域のニーズに対応するために依存症、難治性疾患(クロザピン・m-ECT)、児童思春期、重度心身障害児医療、認知症、地域精神医療(R-ACT)、医療観察法、精神鑑定、心のケア(DPAT)などの専門医療が確立されてきました。

患者さんや家族にとって最も良い精神医療を提供するためには専門医療間の更なる連携強化、チーム医療の更なる発展が必須です。琉球病院の理念は「この病院で最も大切なひとは治療を受ける人である」で、この言葉を原点とし、更なる専門医療の発展と連携を推進し、地域の精神医療・福祉に貢献していきます。

私は現在、医療観察法病棟医長として働いており、この8年間に渡り「精神障害に罹患し、かつ重大な他害行為を行った患者さんが円滑に社会復帰できるためにはどうすればよいか」を考えながら日々の臨床に取り組んでいます。それを重ねる中で、各専門職が高い専門性を発揮し、同時に治療の主体である患者さんを中心とした多職種チーム医療を行い、地域の方も含めた支援体制を整えたら、どんな患者さんでも必ず社会復帰できると確信できるようになりました。

社会復帰のゴールは病院を退院することではありません。地域で患者さんが主体的に治療を受けながら、悩みを共有できる仲間、相談できる支援者を持ち、その人らしい有意義な価値ある人生を楽しめることが何より大切だと教えていただきました。そのような医療を琉球病院で提供することが私の理想です。琉球病院には多くの信頼できる仲間がおり、この理想は必ず実現できると信じています。

通院・入院されている患者さんとそのご家族、当院に関係する地域支援者の方々、近隣住民の皆様、働く職員に支えられ琉球病院は存在できます。当院を支えていただいている方々への感謝の気持ちを忘れず、患者さんとご家族が生活者として有意義に生きていくことを支える病院になるために副院長として全力を尽くして参ります。私は41歳で経験や知識が乏しい面があるため、分からないことは積極的にみなさんに尋ねていこうと決めています。その際はご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 

理念

琉球病院

基本理念

この病院で最も大切なひとは医療を受ける人である

運営方針

  1. 必要とされる医療を求め、必要な医療を提供します。
  2. 開かれた精神科医療と病院を創造します。
  3. エビデンスに基づいた精神医療を提供します。
  4. エビデンスを提供できる医療の担い手となります。
  5. 健全な財政運営に立脚した病院発展を目指します。

国立病院機構琉球病院ロゴマークのコンセプト

当院は、海に囲まれた沖縄県の中央部に位置する自然豊かな環境にあり、精神科の単科病院として1949年より医療を提供しています。

ロゴマークは、海のブルーを基調に、琉球病院の頭文字「R」を中央に配して、流れるような「R」で心地よく吹き渡る海風をイメージしました。

また、「R」を3つに分けて、「赤」は沖縄諸島の形と併せて職員の高い志を表し、「緑」は豊かな大自然を、「白」は患者さんに優しい病院の証を表現しています。

 

周辺環境

金武湾

沖縄本島の中央部金武町の丘陵地帯に位置しており、金武湾を眼下に見下ろし、遠くは金武湾を取り巻くように連なる勝連半島・平安座島・宮城島・伊計島を眺望する風光明媚な、しかも気候は年間を通して暖かく、自然環境に恵まれたところです。

観音寺の赤亙

観音寺の赤亙

金武観音寺は16世紀に日秀上人によって創建された由緒あるお寺。

金武観音寺境内には永酒堂と呼ばれる金武鍾乳洞がある。

金武観音寺鍾乳洞
金武観音寺鍾乳洞

SHINKAICHI

SHINKAICHI

横文字看板の並ぶキャンプハンセンゲート前の新開地域。

タコライス発祥の地であり、エキゾチックな街並みが魅力となってる。

ハイビスカス
ハイビスカス