患者さんが住み慣れた地域で安心して暮らせるようにサポートします。

沖縄県中北部圏域を中心とした地域のみなさまに、よりよい質の医療を提供し地域のニーズに応えられるよう、地域・行政・他医療機関からの相談窓口として地域医療連携室を設置しています。

相談窓口

相談内容

地域医療連携室では、以下のようなことについてご相談いただけます。

  • 患者さんの外来受診に関するご相談
  • 入院患者さんの他病院紹介に関するご相談
  • 入院・通院患者さんの日常生活相談や生活保護・障害年金等の手続きのご相談
  • 在宅でさまざまな問題を抱える方々を治療に導く手助け など

当院は、一般精神をはじめ、アルコール依存症を含むアディクション全般、治療抵抗性統合失調症治療薬で効果のあるクロザピンによる治療、認知症、児童思春期外来といった様々な疾患をお受けできる診療体制を整えております。

  • ※精神科(成人)は予約なしで当日に受診できるようになりました。
  • ※子ども心療内科は予約制のため、お電話でご連絡ください。

ご予約・ご相談

地域医療連携室 相談係

098-968-2133(代表)
内線231・234

受付

月~金 9:00~17:00
※土・日・祝日・年末年始を除く

地域医療連携のメリット

当院では患者さんが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、地域の医療機関との連携を重視しています。

当院の精神科医や心理士などの専門家が、地域の保健所や福祉事務所、地域包括支援センターなどと連携して、在宅でさまざまな問題を抱える患者さんの生活支援や治療を行います。患者さんから見て地域医療連携には以下のようなメリットがあります。

  • 患者さんの住み慣れた地域で治療を受けることができます。
  • 地域の人々との交流や社会参加を促進することができます。
  • 患者さんの能力や希望に応じた就労支援や生活支援を受けることができます。
  • 患者さんは家族や友人などの自然な支えを得ることができます。
  • 医療費や福祉費用を節約することができます。

精神科診療における地域医療連携は、患者さんだけでなく、家族や地域社会にもメリットをもたらします。

かかりつけ医のすすめ

かかりつけ医とは、日常的な診療や健康管理をしてくれる地域の医院・診療所などの身近な医師のことです。精神科診療においてかかりつけ医を持つことには、患者さんやご家族にとって多くのメリットがあります。

  • 精神疾患の早期発見や治療が可能になる。
  • 精神疾患に対する専門的なアドバイスや情報提供が受けられる。
  • 精神疾患に関する継続的なフォローアップが受けられる。
  • 精神疾患に関する情報が共有され、適切な治療が受けられる。

初期診療や慢性の継続診療などは、かかりつけ医の先生に診ていただき、専門的な検査や診察・入院が必要な治療は、専門医療機関に紹介状を出すことで、より高度な治療を受けることができます。専門医療機関での治療が終了した後も、かかりつけ医が地域の医療機関と連携し、患者さんの継続的な治療をサポートすることで、お住まいの地域での継続治療が可能になります。